MACをゲームを目的として買うのはオススメできません。しかし、今あるMacでもそれなりにはゲームを楽しむことはできます。
MacOSはゲームには不向き
Mac対応のゲームもありますが、Apple社はMacOSにおいてあまりゲームに力を入れていません。そして、Windowsとの最大の差はDirectXの有無です。MacOSではDirectXは使用できず、ゲームではOpenGLを使用することになります。
DirectXとは、Microsoft社が開発・提供しているAPIの一種で、平たく言うとゲーム開発用のツールのようなものです。PCゲームソフトの開発会社はまずこのDirectXの仕様に合わせてゲームを開発するため、OpenGLだとスペックを生かしきれない事が多々あります。
また、GTXシリーズのようなゲーム用に特化したGPUはDirectXで高速に動作するように設計されています。このため、DirectXが利用できないMacOSはゲームには不利になります。
グラフィック性能が低め
macはゲーミングPCとしてみると、価格に対して性能が低めです。
ノートPCであるMacBookシリーズはもちろんのこと、iMacシリーズやMac ProでもゲーミングPCとしてみるとグラフィック性能はやや非力です。例外と言えるのは2017年12月発売予定のiMac Proぐらいで、かなりの高額が予想されますが、これなら快適に最新ゲームを遊べるスペックです。
ただし、Macの売りである高解像度モニターの解像度で最新ゲームを快適に遊ぶにはこの性能でも十分とは言えず、フレームレートや画質設定を高く保つには解像度を落として遊ぶ必要が出てくるでしょう。お金に余裕のある方か、Macが好きだという方にしかオススメはできません。
ゲームをするならBoot Campでwindowsを使う
それでもmacでゲームができないかなぁ?という方はBoot Campという機能を使うことでwindowsをmacにインストールすることができます。ハードウェアとしてはWindowsマシンもMacもほとんど変わらないので、MacをWindowsとして使うBoot Campを利用することで前述のDirectXなどのメリットをMacでも受けることができます。
スペックの割に割高で、WindowsのOSパッケージ代もかかりますが、Macでもゲームがしたい!という方にはこちらの方法をオススメします。