40万円を越えるゲーミングPCはハイエンド中のハイエンドです。モンスターマシンなんて呼ばれ方をします。ここまで来るとゲーミングPCの領域を越えます。少なくともゲームだけするならまったく必要ありません。
「ゲームもするけれど、エンコードを高速化したい。」「動画編集をサクサクにしたい。」「CPUをフル活用して演算したい。」みたいな用途には40万円以上のゲーミングPCが視野に入ってきます。
40万円以上のゲーミングPCのパーツ構成
40万円以上のゲーミングPCは数えるほどしかありません。だから自然とパーツ構成も限られてきます。
RTX2080Ti + Core i9-9980XE + メモリ32GB + 500GB SSD + 3TB HDD
RTX2080Ti SLI + Core i9-9900K + メモリ32GB + 500GB SSD + 3TB HDD
RTX2080Tiが1つと18コア・32スレッドのCPU、あるいはRTX2080Tiが2つと8コア・16スレッドのCPUです。CPU性能を重視するなら前者、グラフィック性能なら後者です。
RTX2080Tiが1つでもハイエンドとはいえ144fps出せないゲームはいくつかあります。今後さらに増えてくることは間違いありません。だからゲーミングPCとして長く使いたいならRTX2080Ti SLIのほうがおすすめです。
一方でエンコード速度を重視するならCPUの予算をつぎ込むのが正解です。メインストリームのCore i7-8700Kが6コア・12スレッドですからあまりにも性能が違います。ゲームをしながらエンコードしてもまったく影響受けないのは嬉しいですよね。
ゲーミングノートPCならGTX1080 SLIのモデルが買えます。GTX1080Tiよりも遥かに高性能になるので、どんなに重いゲームだろうとサクサクです。ただ、サイズが大きいため自宅専用だと割り切ったほうがいいです。
40万円以上のおすすめゲーミングPC
やろうと思えば100万円のゲーミングPCに仕上げることも可能ですが、60万円程度に抑えた上でコスパの良いデスクトップとノートパソコンを選んでみます。
ドスパラ「ガレリア VZ-X」
CPUを使ってやりたいことはすべて実現できます。特にエンコードを爆速にしたい人におすすめです。実際、エンコード好きのPCゲーマーがこのゲーミングPCを選んでいるそうです。
ドスパラ「ガレリア ZZ-SLI」
SLIの性能は年々向上していて、場合によっては本当にRTX2080Tiの2倍のパワーを出せます。これはRTX2080Tiが1枚よりも2倍長持ちすることを意味しています。長い目で見たら実は意外と安いことに気付きますよね。