ゲーミングPCを買う際のBTOメーカー選び。G-Tuneかドスパラかでほとんどの人が迷います。日本ではG-Tuneとドスパラが圧倒的に人気があり、BTOゲーミングPCのシェアを二分しています。
どちらを選ぶかを決めるためには、G-Tuneとドスパラにはどのような違いがあるかをまず知る必要があります。違いを比較しながら、どっちがおすすめかを考えていきましょう。
ドスパラのほうが人気
まず人気で言えば確実にドスパラのほうが上です。どちらも具体的な売上を公表しているわけではないので、どれだけの差があるかは不明ですが、それもドスパラのゲーミングPCのほうが上だと確信しています。
その根拠はいくつかあり、まず検索回数です。Googleは検索されたキーワードの回数を公開しています。つまり検索回数が多いほうが世間で人気があることになります。
ドスパラはG-Tuneに比べて遥かに検索回数が多く、ガレリア XTのような具体的な機種名もたくさん検索されています。また、多くのサイトでドスパラのゲーミングPCをおすすめしていることからも、ユーザー数の多さが伺えます。
G-Tuneのほうが安い
価格を比較してみると、若干ながらG-TuneのゲーミングPCのほうが安いことに気付きます。特にミドルスペックからハイスペックはG-Tuneのほうがかなり安いです。
ただ、10万円程度のエントリーモデルや20万円を越えるハイエンドクラスになると、ドスパラのほうが安いモデルもあります。だからGTX1060やGTX1070搭載ゲーミングPCが欲しいなら、まずはG-Tuneからチェックするのがおすすめです。
ドスパラのほうが配送料が安い
ゲーミングPC本体はG-Tuneのほうが安い傾向がありますが、配送料はドスパラのほうが安いです。ドスパラでデスクトップゲーミングPCを購入すると2,160円の配送料がかかります。液晶モニターを含めた周辺機器を一緒に購入しても配送料は変わりません。
一方でG-TuneでデスクトップゲーミングPCを購入すると3,240円の配送料がかかります。しかも液晶モニターを一緒に購入すると配送料は2倍になり、6,480円もかかってしまいます。
その差4,000円以上です。だから周辺機器もまとめて購入するなら、配送料まで含めた価格比較をしましょう。ゲーミングPC本体はG-Tuneのほうが安かったとしても、最終価格はドスパラのほうが安くなるなんてことがありえます。
ドスパラのほうが選べるパーツが多い
BTOゲーミングPCの醍醐味はカスタマイズにあります。自分の好きなようにメモリやSSDを増設したり、ファンを静音にしたりとカスタマイズできるのが魅力です。
実はG-Tuneはカスタマイズが全然できないことで有名です。パーツのメーカーもほとんど記載されていません。初心者は気にしないかもしれませんが、私はドスパラくらいカスタマイズがしっかりできるBTOメーカーのほうが好きです。
例えば電源ユニットのカスタマイズを比較してみると、以下のような違いがあります。しっかりカスタマイズしたいならドスパラがおすすめです。
G-Tuneの電源ユニット候補
ドスパラの電源ユニット候補
G-TuneのほうがゲーミングノートPCが多い
ゲーミングPC=デスクトップみたいなイメージが定着していますが、ゲーミングノートPCが欲しい人もいますよね。G-Tuneは日本で一番ゲーミングノートPCに強いBTOメーカーです。
グラフィックボードをベースに比較してみると、機種の多さの違いは以下のとおりです。(時期によって異なります)
ドスパラ
- GTX960M
- GTX1050Ti
- GTX1060
- GTX1070
G-Tune
- GTX1050
- GTX1050Ti
- GTX1060
- GTX1070
- GTX1080
- GTX1080 SLI
ドスパラにはGTX1080以上のゲーミングノートPCがありません。またミドルスペックでもG-Tuneのほうが安いです。よって、ゲーミングノートPCを買うならG-Tuneがおすすめです。