ゲーミングPC買うならここ!おすすめBTOメーカー
どのようなゲーミングPCを買うにしても、以下の3つのBTOメーカーから選べば目的のモデルが必ず見つかります。おすすめの理由と特徴をご紹介します。
ドスパラ
日本でもっともゲーミングPCに力を入れているBTOメーカーがドスパラです。ガレリアシリーズはとても人気があり、間違いなく日本で一番売れているゲーミングPCのシリーズです。だから多くのPCゲーマーがドスパラのゲーミングPCを使っています。
人気の理由は色々ありますが、代表的なポイントは以下の5つでしょう。
- そのまま買っても快適に使えるパーツ構成
- いつもセールやキャンペーンでお買い得
- カスタマイズの自由度がちょうどいい
- 小型からフルタワーまで揃っている
- 配送が最短
ドスパラは比較的安いBTOメーカーですが、他社とは決定的に違うところがあります。それは「初期構成の素晴らしさ」です。他のBTOメーカーのゲーミングPCを調べると確かに激安モデルが見つかります。しかしよくよく計算してみるとドスパラのほうが安くて初心者に優しいのです。
例えばメモリ容量がちょうどいい、ストレージがしっかりSSD + HDDになっている、光学ドライブ初期搭載、マウスとキーボードが無料でついてくる・・・と使い勝手に重要な部分を重視し、決して手を抜きません。一見安く思えてもHDDだけしか搭載されていないゲーミングPCなんてゴミ同然です。ユーザーのこと本気で考えてくれているのはドスパラです。
また、セールやキャンペーンで人気ゲーミングPCがいつもお買い得です。通常価格からの値下げ、メモリ容量2倍、ストレージ容量アップなどをいつも必ずやっていて、ただでさえお買い得なゲーミングPCがコスパ最強に仕上がっています。だから私はパソコン初心者にこそドスパラのゲーミングPCをおすすめします。
G-Tune
プロゲーマーへ積極的にサポートをしているG-Tuneは近年どんどん人気が上昇しています。やはりゲーム業界に貢献している企業は応援したくなりますよね。そんなG-Tuneの評価ポイントは以下の3つです。
- とにかく安く、10万円以下のモデルもたくさん
- ゲーミングノートPCの充実度No.1
- セットで買える液晶モニターが豊富
G-Tuneの最大の魅力はなんといっても価格です。最安値のゲーミングPCを探していると大体G-Tuneのデスクトップが該当します。とはいえ上記のとおり最小構成だから安いことが多く、ストレージを追加すると激安ではなく格安程度に収まります。ただし安いことには変わりありません。
そしてゲーミングノートPCを買うならG-Tuneが最強におすすめです。ゲーミングノートPCを扱うBTOメーカーが少なくなっているなか、G-Tuneだけは昔から変わらず多くのモデルを販売しています。10万円の激安ゲーミングノートPCから、最強グラフィクボード搭載のハイエンドモデルまで様々です。
パソコン工房
G-Tuneと同じくらい安いのがパソコン工房です。同じグループ会社なので当然かもしれません。2016年頃からゲーミングPCに本格参入し、レベルインフィニティシリーズは徐々に人気が出てきています。
- びっくりするほど激安な掘り出し物が見つかることも
- デスクトップのケースが豊富
カスタマイズはそこまで豊富ではありません。ドスパラとG-Tuneの中間くらいでしょうか。がっつりカスタマイズするならドスパラのほうが絶対におすすめです。また激安な代わりに初期構成が微妙なゲーミングPCが多いので、パソコン初心者は選び方に注意が必要です。
ただしパソコン工房は旧世代のCPUやグラフィックボードを一番長く残す傾向があります。普通はさくっと新世代に移行するんですけどね。当然新世代よりも旧世代のパーツのほうが安いので、とんでもなく激安なゲーミングPCが見つかることがあります。
コスパで選ぶおすすめゲーミングPC
結論としてはドスパラかG-TuneのゲーミングPCを買うのがおすすめです。具体的にどのゲーミングPCを買えばいいのか、という話は以下の記事で詳しく解説しています。やはりいつの時代もコスパが良いものを選ぶのが正解です。
ゲーミングPCの選び方
ゲーミングPCの数は膨大です。数え切れないほどあります。パソコン初心者からすると何を選ぶのが正しいのかなんてまったくわかりませんよね。でも高い買い物ですから失敗はしたくありません。
そこでゲーミングPCの選び方の手順を解説していきます。順番通りに考えていけば1つのゲーミングPCに絞りこめるはずです。
1.用途を決める
兎にも角にも用途です。ゲーミングPCを何に使うかを決めないと始まりません。
これからプレイするゲームは決まっていますか?
ゲーミングPCを買うのですから特定のゲームをプレイするはずです。まずはそのゲームが軽いのか重いのかを調べましょう。ゲーム公式サイトやSteamにはおそらく推奨スペックが掲載されています。
ここで注意したいのは参考にすべきなのは最低動作環境ではなく推奨環境だ、という点です。最低動作環境は解像度や画質を下げてぎりぎり動くレベルのスペックなので、快適にプレイできるわけではありません。
推奨スペックなら高画質で60fps以上出せるパーツが紹介されているので、それらを基準にしましょう。ただし、オンラインゲームはアップデートで劇的に重くなることがあります。
そこで推奨スペックよりも1ランクか2ランク高性能なパーツを選ぶのがコツです。そのほうがいきなり重くなった時に快適性を維持できます。
将来的に最新ゲームをプレイする予定はありますか?
あなたはこれからプレイするゲームだけをずっと何年もプレイするのでしょうか?もしかしたら1年後に新しくリリースされるゲームをプレイしたくあるかもしれませんよね。
実際ほとんどの人は1つだけのゲームをプレイし続けるなんてことはありません。試しに別のゲームを遊んでみたり、完全に他のゲームに移行するのが普通です。
もしも将来的に最新の重いゲームがプレイしたくなったとして、スペックが足りずまともに動かなかったら困りますよね。その度にゲーミングPCを買い替えたり、グラフィックボードを交換していたのでは無駄が多すぎます。
だったら最初からスペックに余裕を持たせましょう。最高性能のゲーミングPCを買うのが手っ取り早いですが、予算との兼ね合いもあります。予算ギリギリのハイスペックゲーミングPCを買っておくと、最大限長く使えるのでおすすめの選び方です。
ゲーミングPCをどこかに持っていく?
ゲーミングPCにはデスクトップとノートパソコンがあります。例えば15万円のデスクトップとノートパソコンとでは、デスクトップのほうが高性能なので、普通はデスクトップを選びます。
しかしあなたがゲーミングPCを持ち運ぶのならゲーミングノートPCを選ぶことになります。頻繁にデスクトップと液晶モニター、マウス、キーボードを持ち歩くなんて現実的ではないですからね。
逆に持ち運ばないのであればゲーミングノートPCを選ぶ理由がありません。上記の通りデスクトップのほうがコスパが良く、さらに好きな液晶モニターやキーボードを選べますし、パーツの追加・交換も簡単です。
「大きなデスクトップを置く場所がないから、仕方なくゲーミングノートPCを選ぶんだ」なんて人がたまにいますが、完全に間違っています。
今は小型デスクトップゲーミングPCがたくさんあります。ハイエンドなものから、ノートPCより薄型のものまで様々です。だから自宅でしか使わないのであれば絶対にデスクトップゲーミングPCを選んでください。
2.予算を決める
きっともうあなたが支払える上限の金額は決まっているでしょう。それなら予算に応じてゲーミングPCを選んでいけばいいだけです。パーツに対する予算配分の優先度は以下の記事を参考にしてください。
お金が足りなくてもゲーミングPCを今すぐ購入する方法が2つあります。1つはクレジットカードの分割払いを利用する方法、もう1つはBTOメーカーが用意している分割払いを利用する方法です。
どちらも分割払いなのは一緒です。クレジットカードを持っていれば手軽に分割払いを利用できるので、基本的にはこちらがおすすめです。
でもクレジットカードを持っていないなら、ショッピングクレジットを呼ばれる分割払いを使いましょう。ゲーミングPCを購入する際の支払い選択画面に表示されます。申し込んだら審査が入るため少し時間がかかります。未成年や学生なら親の同意書が必要になります。
3.パーツを決める
いよいよゲーミングPCのパーツ構成を選んでいきましょう。パソコン初心者なら以下のパーツを選ぶだけで大丈夫です。
- グラフィックボード
- CPU
- メモリ
- ストレージ
グラフィックボード
GeForce GTXシリーズの最新世代から選ぶのが大切です。今ならGTX10シリーズですね。古い世代はコスパが悪いのでおすすめしません。
現在人気なのはGTX1060です。GTX1060はほとんどのゲームを快適に動作させる性能を持っています。でもコスパで選ぶならGTX1070Tiのほうがおすすめです。GTX1060より35%くらい高性能ですからコスパが全然違います。
高性能なゲーミングPCが欲しい、重いゲームをプレイしたい、ゲーミングPCを長く使いたい、という願望があるなら最高性能のGTX1080Tiがおすすめです。究極な性能なだけでなく実はコスパも凄くいいんです。
またBTOゲーミングPCの場合、Radeonシリーズはほぼ選べないのでご注意ください。どうしてもRadeon搭載ゲーミングPCが欲しいならドスパラをチェックしましょう。比較的充実しています。
CPU
CPUはプレイするゲームや用途によって変わってきます。軽いゲームだけプレイするとか安いゲーミングPCが欲しい場合は、Core i5-8400がぴったりです。最安値のゲーミングPCに搭載されていることが多いCPUです。
定番で人気なのはCore i7-8700です。これを選んでおけばまず困ることはありません。本当にド定番です。実際どのBTOメーカーでもゲーミングPC売れ筋ランキング1位のデスクトップには必ずCore i7-8700が搭載されています。
でもハイスペックゲーミングPCに仕上げたいならCore i7-8700Kのほうがおすすめです。私ならこれを選びます。PCを自作する人たちから大人気で、パーツ系の雑誌でもおすすめされている超優秀CPUです。GTX1070Ti以上のグラフィックボードを選ぶなら、私はCore i7-8700Kにします。
ちなみにCore i7-7800XやCore i9シリーズのようなハイエンドなCPUはあまりおすすめしません。少なくともゲーミングPCには必要ありません。別にフレームレートが上がるわけでもないので、そんな高級CPUにお金をかけるくらいならグラフィックボードやストレージをアップグレードしたほうが100倍良いです。
ただし動画編集やエンコードを趣味にしている人は話が変わってきます。ゲームをしながらCPUエンコードをするなら、CPUの性能、特にコア数・スレッド数が重要になってきます。そうなると6コア以上のCPUを選んだほうが快適です。
メモリ
メモリは8GBか16GBかの二択です。16GBにしておけばすべてにおいて快適です。当分困ることはないでしょう。でも軽いゲームしかしないなら8GBでもまったく問題ありません。
ストレージ
ストレージは容量と速度のバランスが重要です。HDDだけしか搭載しないと大容量にはできますが、速度が遅くてイライラします。でもSSDだけだと高速ですが容量不足になりがちです。大容量SSDを選ぶという手もあるものの、まだ価格が高いのでコスパはよくありません。
そこでおすすめしたいのがSSD + HDDという組み合わせです。OSやよく使うソフトやゲームをSSDにインストールし、その他のプログラムやデータはHDDに保存します。
速度と大容量を両立できるだけでなく、コスパも非常に良いので現在最強の選び方です。BTOゲーミングPCはほとんどSSD + HDDになっているのであとは容量を決めればいいだけです。
予算が少ないなら250GB SSD + 1~2TB HDD、予算があるなら500GB SSD + 2~3TB HDDという構成がおすすめです。SSD + HDDにしておけば勝手にBTOメーカーがSSDにOSをインストールしてくれますよ。