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PC?DDR?メモリの種類・規格の見方

メモリはパソコンの快適性において大きく影響を及ぼすパーツです。メモリの容量を増やすことで複数のアプリケーションを立ち上げてもサクサク作業が可能にもなります。メモリを増設しようと思った時や、新しくパソコンを組む時にどのメモリを選べば良いのか困ったことはありませんか。メモリの型番は必要な情報をぎゅっとまとめて書かれていることが多いため暗号のように感じるでしょう。ひとつずつ分解して説明します。

店頭や通販サイトでよくみるメモリ型番の表記

ネット通販サイトやパーツショップ店頭などでメモリの型番をみると、下記のように記載されていることが多いです。

  • DIMM DDR4 SDRAM PC4-21300 8GB 2枚組
  • SODIMM DDR4 SDRAM PC4-17000 8GB

英数字でこれだけ一気に羅列されれば何のことやらといった感じでしょう。これだけで大きな抵抗を感じる人も多いと思います。ですがこれはいくつかの情報がぎゅっとまとめて記載されているのです。一つ一つ分けてみることができればそれほど難しくはありませんので安心してください。

メモリの性能や仕様を表す種類

デスクトップ向けかノートパソコン向けか

最初のDIMM、SODIMMというのはメモリーのサイズの規格です。DIMMがデスクトップ向けでSODIMMがノートパソコン向けのサイズの小さなメモリーです。SODIMMのSOはSmall Outlineの略なのでスモールだからノートパソコン向けと覚えておくと良いでしょう。

メモリチップの規格

 
続いてDDR4 SDRAMとなっている部分はメモリチップの規格名です。メモリの世代を表しているもので、数字が大きければ新しく性能が高いという認識で構いません。DDR3 SDRAMとDDR4 SDRAMなどの世代間の互換性はありませんので購入の際は注意してください。

メモリモジュールの規格

PC4-17000やPC4-21300というのはメモリのスピードを表しています。こちらも大きいほどスピードが早いのですが、マザーボードによって対応状況が異なります。メモリを挿入するマザーボードがどのスピードまで対応しているかを確認しておくと良いでしょう。

メモリの容量

8GBとなっている部分はメモリの容量です。32bitOSであれば4GB以上は認識されませんので注意してください。64bitOSであれば容量上限を気にする必要はありません。メモリスロットの許す限り増設しても構わないでしょう。

メモリの枚数

メモリは同じ容量でも1枚で動作するよりも、2枚で動作させたほうがより高速になります。これをデュアルチャネルといいます。デュアルチャネルで動作させるには同じ仕様の同じ容量でなければなりません。ですので2枚セットで販売されているのです。デュアルチャネルを構成しない場合は、1枚での購入でも構いませんが、おそらくあまり値段も変わらないはずですので、デュアルチャネルで構成することをおすすめします。

実は奥が深いメモリの世界

これだけ押さえておけばメモリの選択に困ることはないはずです。パーツショップの店頭に張り出されているメモリ価格表を見てもある程度判断ができるでしょう。BTOパソコンでメモリをカスタマイズする際にもきっと役に立つと思います。

メモリはパソコンのパーツの中でもとても繊細なパーツで、特にパーツ同士の相性問題が出やすいパーツです。自信がない場合は遠慮せずにショップの店員さんやBTOメーカーのサポートに聞いてみるのが一番確実です。問題が出てからですと原因の特定が非常に難しくなってしまいますので注意してください。

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