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もはや希少種?電源付きPCケースの選択肢

PCケースに電源が付属した「電源付きPCケース」は、非常にコスパが良いパーツとして知られています。しかし、「セット販売で安いため、品質が気になる」という方も少なくないようです。かくいう私も、同じことを考えた時期がありました。

最近はあまり見かけませんが、今後PCケースや電源の交換を検討している方のために、「電源付きPCケース」の品質を考えてみたいと思います。

ベアボーンよりも使いやすい「電源付きPCケース」

PCケース、電源、マザーボードなどがセットになった「ベアボーン」よりも手軽なセットパーツ。それが電源付きPCケースです。PCケースと電源は、比較的寿命が長いパーツですから、滅多に交換しません。

ただし、どちらかを交換するタイミングでもう一方も新しくする、というスタイルは珍しくなく、この2つを同時に交換してマシンをリフレッシュする方が多いようです。

私も過去に何度か、PCケースと電源をセットで交換しました。しかし、2019年現在、試しに「電源付きPCケース」で検索すると、圧倒的に選択肢が少なくなっています。

以前に比べると電源とPCケースのセット販売は下火になっているようで、どちらかといえばマニアックなカスタマイズ方法と言えそうです。

電源付きPCケースの電源容量について

電源付きPCケースは、比較的小さい容量の電源が付属していることが多いようです。例えば、KEIANの「KX-M01」。付属電源は300Wで、スリムタイプ(MicroATX/Mini-ITX対応)のPCケースです。また、Diracの「Dirac 300」も電源は300W。同じくスリムタイプのPCケースになっています。

このように、電源付きPCケースは「スリムタイプ+300W未満の電源」という組み合わせが主流で、ゲーミングPCに求められるような大容量かつ高品質な電源を搭載しているモデルは少ないのです。

しかし、よくよく調べてみると、ゲーミングPCに使えそうなセットも存在しています。例えば、IN WINの「A1-RGB」です。mini-ITX対応ながら、電源容量は600Wと十分。また、メーカーの公式サイトを見る限り、電源は80 PLUS Bronze認証とのこと。

実売価格が18000円程度ですから、決して激安ではありませんが、無接点給電システムやスタイリッシュなガラス筐体を考えれば、高い買い物ではないでしょう。2019年時点で販売されている電源付きPCケースの中では、かなり優秀な製品かなと感じますね。

BTOメーカーのセット販売も活用すべき

繰り返すようですが、IN WINの「A1-RGB」のような電源付きPCケースは、もはや希少種です。ただし、単に「ケースと電源のセット販売」であれば、まだまだ選択肢は豊富です。

例えば、パソコン工房が提供している「選べるセットでお得」というサービスでは、電源とPCケースをセット購入することで値引きが受けられます。

具体的には、次のような製品ですね。

・SAMA 舞黒透 MK-01W(PCケース)+玄人志向KRPW-N600W(電源)セット⇒価格7264円(500円割引)

電源は複数から選択可能です。もう少し価格を抑えたければ「玄人志向KRPW-N500W」を選択してみましょう。6661円まで価格を下げられます。

ちなみにどちらの電源も80PLUS BRONZE認証ですから、品質面も特に問題ありません。7000円前後でケースと電源が手に入るため、非常にお得なセットといえます。

電源付きPCケースは、「専用ケース+専用電源」か「ケースと電源のセット割引」という2択です。予算と相談しながら、検討してみてください。

>> 選べるPCケースをBTOパソコンメーカー別に比較

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