2018年9月下旬にGeForce RTX2080が発売され、BTOゲーミングPCのラインナップががらりと変わりました。過去のGTX1080やGTX1080Tiはもう希少な存在になっていて、RTX20シリーズが主流になるのも時間の問題です。
RTX20シリーズは高性能になっただけでなく、レイトレーシング等の機能も追加されていて、以前よりもさらにゲームに最適なグラフィックボードになりました。今からRTX2080搭載ゲーミングPCを買うならどんなモデルがおすすめかを解説します。
RTX2080搭載ゲーミングPCを選ぶメリット
まずグラフィックボード全体からするとRTX2080はハイエンドな存在です。上位5%以内に入るほどの性能ですから、重いゲームだろうとなんだろうとサクサク動かせます。
RTX20シリーズのなかでも上位に位置しています。RTX1060やRTX1070よりも高性能で、RTX2080より上にいるのはRTX2080Tiだけです。今後さらに重くなっていくPCゲームのことを考えると、下位グラボよりもRTX2080を選んだほうが高画質でプレイできますし、ゲームのフレームレートにも大きな違いが出てきます。
現在トップクラスに重いと言われているFF15ですら最高画質で遊べます。少なくとも5年はグラフィックボードを買い換えなくても大丈夫です。いちいち頻繁に買い換えるよりもコストや手間を抑えられるのは大きなメリットです。
RTX2080搭載ゲーミングPCをおすすめしたい人
つまりRTX2080搭載ゲーミングPCを選ぶべきなのは以下のような人です。
- 重いゲームを最高画質で遊びたい人
- FPSを高フレームレートで遊びたい人
- ゲーミングPCを長く使いたい人
もちろんRTX2080Tiのほうが高いフレームレートが出ますし、長く使えます。しかしRTX2080搭載ゲーミングPCなら5万円くらい安く購入できるので、比較的買いやすいですよね。だからBTOゲーミングPCを調べてみるとRTX2080搭載ゲーミングPCが非常に人気なのです。
RTX2080と組み合わせるおすすめパーツ
ゲーミングPCというものはグラボだけが高性能では意味がありません。というか勿体無いです。どのゲームにも推奨スペックが設定されていて、CPUやメモリ容量が明記されています。
もしもRTX2080搭載ゲーミングPCを使ったとして、CPUやメモリの性能が足りなければフレームレートが落ちてしまい、ゲームがカクカクする恐れがあります。
現状のPCゲーム事情を考えると、CPUはCore i7-8700かCore i7-8700K、メモリは16GB以上がおすすめです。Core i5ではスペック不足になるゲームがあるので要注意です。数年後を見据えるならメモリは32GBにしてもいいくらいです。
ストレージは500GB SSD + 2TB HDDが基本です。SSDは250GBだとゲームをインストールしたらあっという間にいっぱいになってしまいます。HDDは2TBか3TBがおすすめです。
おすすめのRTX2080搭載ゲーミングPC
RTX2080搭載ゲーミングPCは人気なのでキャンペーンでお得になっていることが多いです。特にコスパが良くなっているモデルだけをご紹介します。
ドスパラ「ガレリア ZG」
CPU、メモリ、ストレージはRTX2080 SUPERにぴったりなものが採用されていますから、あらゆるゲームをプレイするのに最適なゲーミングPCです。間違いなく一番おすすめです。
ドスパラ「ガレリア XG」
コスパの面を比較するとZGのほうが優秀です。ZGがあまりにも人気でキャンペーン対象になりやすいのか、XGとZGが同価格で販売されていることもあります。価格差があったとしてもZGのほうがおすすめです。
G-Tune「NEXTGEAR i690PA4-SP」