FPSにおいてマウスは勝敗を分ける重要なデバイスです。使いやすさ、持ちやすさ、自分に合ったデバイスを使うことが大切です。FPS向けのゲーミングマウスの選び方について解説していきましょう。
FPS向けゲーミングマウスとは
FPS向けのゲーミングマウスとは、5ボタンもしくは6ボタンの一般的なボタン数のマウスであることが多いです。ゲーミングマウスといえばMMORPG向けのサイドに12ボタンが搭載されたものや、MOBA向けのサイドに6ボタンのものなどがあります。FPSはスタイルにもよりますが、サイドボタンを使うことがあまりないため、一般的なマウスと同様にサイド2ボタンほどのマウスになっています。
しかしゲーミングマウスですので、一般のマウスとは違いゲーミングならではの設定機能や形状デザインになっています。特にマウスは手の大きさや、マウスを動かすスタイルによって、その人に合ったマウスはまったく変わってきます。
持ち方でいえば、マウスをしっかり手のひらで覆い握る「かぶせ持ち」、親指と薬指でマウスをつまむように持つ「つまみ持ち」など持ち方の違いがあります。マウスを動かすときにマウスパッドに滑らせて操作する人もいれば、マウスを浮かせて操作する人もいます。使うマウスパッドによってもマウスの滑り具合なども変わります。このように人によって環境や持ち方が違いますので、実際に自分自身で使ってみないことには、どのマウスが自分に合ったマウスかどうかは分からないのです。
FPSゲーミングマウスを選ぶポイント
闇雲にマウスを買い替えていたのではお金ももったいないですし非効率的です。FPS向けのゲーミングマウスを選ぶための、いくつかのポイントを紹介しましょう。
マウスの大きさと形状
マウスの一番重要なポイントは大きさと形です。手に握ったときにしっくりくるもの、一番握りやすいもの、長時間持っていても手や腕が疲れないものがベストです。こればっかりは実際に触れてみないことにはわかりません。ゲーミングマウスを取り扱っているショップに行けばたいていサンプルがいくつも展示されていて触れることができるようになっています。
ボタンの位置
武器の切り替えや、マクロの登録などに使うサイドボタンやホイールの位置が自分の手に合っているかも重要です。マウスによってサイドボタンの大きさも違います。押しやすさも重要ですが、逆に意図せず押してしまう場所にあると誤操作しやすいため困りものです。
接続形式
ゲーミングマウスは有線タイプと無線タイプがあります。FPS向けのゲーミングマウスの多くは確実性を重要視しているため有線タイプがほとんどでしょう。ケーブルの煩わしさやパソコン机が狭いといった環境の問題もありますので、そういった場合には無線タイプを選ぶとよいでしょう。しかし無線タイプは電池の問題や、わずかな操作の遅延が発生することがありますので、よりシビアな戦いには懸念点になってしまうかもしれません。
価格
ゲーミングマウスはニッチな商品です。必要な人しか購入しないためどうしても価格が平均して高めになっています。2千円台から購入できるものから、数万円するものまで幅広くありますが、価格と使いやすさは比例しませんので高価だからといって使いやすいとは限りません。
おすすめのFPS向けゲーミングマウス
メジャーなFPS向けゲーミングマウスからオススメできるマウスをいくつか紹介したいと思います。ぜひ店頭などで一度触れてみてはいかがでしょうか。
Razer DeathAdder Elite
- 16,000DPIの光学センサー
- 対スピード性能 450IPS 加速度50g
- 1000Hz ウルトラポーリング
- 重量105g
- サイズ127x70x44
Logicool G502 チューナブル
- 12,000DPIの光学センサー
- 加速度40g
- 1000Hz レポートレート
- 重量168g
- サイズ131x77x38
SteelSeries Rival 310
- 12,000DPIの光学センサー
- 対スピード性能 350IPS 加速度50g
- 1000Hz レポートレート
- 重量86g
- サイズ128x70x42