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NVIDIAが32bit OS向けのドライバの提供を終了、32bit OSのサポートを終了へ

2017年の12月にGPUメーカーであるNVIDIAが32bit OSのドライバのサポートを終了することを明らかにしました。これがどういう意味なのか、64bit OSに変えなければならないのかを解説したいと思います。

NVIDIAのグラフィックカードドライバ

GeForceのグラフィックカードはすべてNVIDIAが製造するGPUを搭載しています。グラフィックカードを動かすためにはNVIDIAのドライバソフトが必須です。これまで32bit OSと64bit OSの両方でドライバソフトが提供されてきましたが、この度32bit OS向けのドライバソフトを今後は提供しないと発表したのです。

これにより今後NVIDIAのグラフィックカードの最新のドライバソフトを利用するためには、64bitのOSが必要になります。すでに提供されているドライバに関しては引き続き使用できるため、32bit OSを利用している場合でも新しいバージョンを利用しないのであれば問題ありません。

ドライバが新しくなると何が違う?

最新のテクノロジーが使われたゲームタイトルによっては、グラフィックドライバでの最適化が必要な場合があります。ゲームによっては最適化が行われていないと、大きくfpsが下がるなどグラフィックカードの本来の性能が引き出せない場合があります。そういった場合はNVIDIAがゲームタイトルに合わせて最適化を行い、パフォーマンスの向上を実現します。

そのためグラフィックドライバを更新することで、プレイしたいゲームが最適化されていれば動作fpsが大きく向上します。他にも新しい機能に対応することができたり、グラフィックドライバは基本的に最新のバージョンを利用することでグラフィックカードの性能を最大限引き出すことができるようになっています。

今後は64bit OSに移行するべき

32bit OSで利用できるNVIDIAのグラフィックドライバはRelease 38xまでとなります。Release 390以降のグラフィックドライバに関しては発表通り64bit OSのみで動作するようになります。インストールすらできなくなり、機能拡張やドライバのゲームに合わせた最適化などは一切、Release 390以前のバージョンに組み込まれることはありません。

致命的なセキュリティ問題への対応に関しても2019年の1月までは実施されるようですが、致命的で無いものに関しては適用されないため、やはり32bit OSを使用している場合はできる限りすみやかに64bit OSへの移行をすすめるべきでしょう。

64bit OSにすることでグラフィックドライバの問題だけでなく、メモリを4GB以上使用できるといった他のメリットも多くあります。最新のゲームタイトルをプレイするのであればぜひともこの機会に64bitに乗り換えてみてはいかがでしょうか。

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