PUBGをプレイするためにゲーミングPCを購入する場合、一体いくらが目安になるのでしょうか。今回は、今さら聞けないPUBGを快適に遊べるスペックについて解説します。PUBGをできるだけ快適かつ低予算で遊ぶためには、ゲーミンングPCの知識が欠かせませんよ。
まずはおさらい!PUBGの推奨スペック
PUBGの公式サイトによると、推奨スペックは以下のとおりです。
OS | Windows7、Windows8.1、 Windows10(いずれも64bit) |
CPU | Intel Core i3-4340・AMD FX-6300 |
メモリ | 6GB |
GPU | GeForce GTX660 2GB・AMD Radeon HD7850 2GB |
DirectX | Version11 |
ストレージ容量 | 30GB |
思っていたよりも低スペックだと感じるかもしれません。実際、私も3DのFPSにしては要求が低いなと感じました。しかし、これはあくまでも公式がうたう「最低動作環境」です。つまり、60FPSを常にキープできるようなスペックではないということですね。パーツの型番から考えると、4~5年前のミドルレンジクラスでも「動かす」ことは可能でしょう。しかし、間違いなく満足に遊べません。
では、快適に遊ぶためのスペックはどの程度なのでしょうか?
PUBGを快適に遊べる「本当の推奨スペック」は?
ここでいう推奨スペックとは、グラフィック設定を「クオリティ=HD」かつ「フレーム設定=高」にしたとき、ストレス無く遊べることを条件にします。この設定でカクつきやラグを感じず、概ね60FPS以上をキープできるスペックを考えると、次のようになります。
OS | Windows10(64bit) |
CPU | Core i5 8400もしくはRyzen 5 2600 |
メモリ | 8GB |
GPU | GTX1060(3GB版)もしくはGTX1070 |
ストレージ容量 | 200GB以上 |
特に重要なのが、CPUとGPUです。無限に予算を投入できるわけではないので、コストパフォーマンスに優れたミドルレンジを選択しています。メモリはできれば16GBにしたいところですが、予算に制限がある場合は8GBでも問題ありません。
また、CPUに比べてGPUのグレードが高すぎると、CPUの処理能力がボトルネックになることにも注意しましょう。
推奨スペックから考える最低予算は?
では、前述した推奨スペックを一体いくらで手に入れられるのでしょうか。大手BTOショップ各社のゲーミングPCを基準にすると、
・ドスパラ「ガレリアDT」…税別119980円
・パソコン工房「LEVEL-M037-i5-RNJ」…税別96980円
・ツクモ「G-GEAR GA5J-C180/T」…税別99800円
といった具合になります。税込み価格で11万円から13万円程度と考えて良いでしょう。また、似たようなスペックを完全にゼロから自作しても、10万円前後は必要です。つまり、10万円から11万円が、PUBGを快適に遊べる最低予算になりそうです。
きちんと快適にPUBGをプレイしたいなら「PUBGで60fps、144fps出せるおすすめゲーミングPC」の記事を参考にしたほうがいいです。