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RTX2080とGTX1080の性能差は?今すぐ買い換えるべき?

待ちに待ったnvidiaの新GPU「RTXシリーズ」が登場し、その性能に注目しているPCゲーマーは多いはずです。

一方、旧モデルのハイエンドであるGTX1080も、まだまだ現役で使える性能を持っています。新旧のハイエンドモデルは、どの程度の性能差があるのでしょうか。買い替えに悩んでいる方は参考にしてみてください。

RTX2080とGTX1080の性能差

登場前は、「2倍の性能差」とも噂された両者ですが、実際のゲームではそこまでの差はついていないようです。

例えば「DLSS対応版FINAL FANTASY XV ベンチマーク」を使った計測では、RTX2080のほうがGTX1080よりも最大40%ほど高速という結果が出ています。

さらに、その他の有名タイトル「モンスターハンター:ワールド」「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」でも、概ね20%台後半から40%弱という性能差です。DLSSに対応したゲームタイトル自体がまだまだ少ないため、4K未満の解像度では2割程度の性能差に収まる可能性が高いでしょう。

ただし、RTXシリーズには、視界外のオブジェクトを想定する新技術「レイトレーシング」が搭載されています。

また、AIや画像解析にも応用可能なコアを採用していることから、今後数年のグラフィック技術の発達に備えた「先行投資」として考えるべきかもしれませんね。発売時(2018年9月末)の時点の性能差だけで評価を下すのはやや危険です。

価格で比べてみると…?

次に2018年9月時点の価格で比較してみましょう。

・RTX2080…13万円前後
・GTX1080…6万5千円前後

nvidiaは、RTXシリーズが発売されたあとも、しばらくはGTXを出荷し続けると発言していました。そのため、GTXシリーズもしばらくは新品が手に入るという状況が続きそうです。しかし、値下がり傾向にありますから、価格だけを比較すると約2倍の差がついています。

今後RTXシリーズへの移行が進めば、中古市場にGTXシリーズのハイエンドモデルが増えるでしょう。

ドスパラなどの大手BTOショップで、保証付きの中古モデルを買うのも悪くはなさそうです。GTX1070以上は、まだまだメインマシンのGPUとして使える性能を持っていますからね。価格面なら、名機と呼ばれたGTX1000シリーズの圧勝が続くでしょう。

性能差は約3割、価格差は2倍

このようにRTX2080とGTX1080をざっくり比較すると「性能は3割ほどRTX2080が上、価格はGTX1080が半値」という状況です。ただし、どちらも新品価格で比較しているため、GTX1080を中古で入手するならば、もう少し差が開くでしょう。

ちなみドスパラの中古では、4万6000円程度で中古品が販売されていました。どこまで安くなるかは未知数ですが、4万円代前半ならまだまだ買いだと思いますね。

RTXシリーズの評価が固まるまではGTX1070Tiや1080で様子を見る、というのも選択肢のひとつでしょう。

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