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リファービッシュPCの定義とは?ゲーミングPCには使えるのか

ゲーミングPCの予算を確保できない方や、2台目のサブマシンを探している方には「リファービッシュPC」の購入が向いているかもしれません。リファービッシュPCは、今や当たり前のように販売されており、安くてそこそこの性能をもった中古PCです。

「中古」という表現で不安を感じる方も多いと思いますので、その定義やゲーミングPC用のカスタマイズなどを紹介します。

リファービッシュPCの定義と概要

リファービッシュPCは「リフレッシュPC」や「リース再生品」といった表記でも出回っています。どういったPCを指すかと言えば、要は「企業が一括で大量契約していたPCを、リース切れで回収し、メンテナンスや負荷テストを実施してから再販売している」ものなのです。

そのため、「新品ではないものの普通の中古ともやや異なる」という、なんとも微妙なポジションにあるPCといえます。一般的には、富士通やIBM、DELLのビジネス用デスクトップPCなどがメジャーですね。リファービッシュPCとして大量に出回っています。

ちなみに、最近では大手BTOショップの一角であるドスパラでも「リノベーションPC」としてDELLのデスクトップPCを販売中です。これらはすべて、適切なメンテナンスとパーツ交換、動作テスト、GPUの追加などで生まれ変わっており、価格も非常に安いです。

例えば、HPのビジネス用デスクトップPCにGTX1060を追加したモデルで8万円弱。OSはWindows10の64ビットでメモリは16GB搭載と、まだまだ現役級のスペックといえます。

保証付きの格安ゲーミングPCとして再生

このようにリファービッシュPCは、GPUを追加することで「格安のゲーミングPC」に生まれ変わっていることが多いです。

その理由としては、通常のPCよりも需要が高く、それでいて低価格モデルが少ないことが挙げられるでしょう。前述したようなGTX1060搭載モデルでメモリ16GBという組み合わせであれば、安いモデルでも10万円は超えてきますよね。

しかしリファービッシュPCで10万円を超える例は非常に少ないです。PUBGやフォートナイトを問題なく遊べるレベルでも、6~8万円というレベルでしょう。GPUとしては、GTX1050TiやGTX1060の3GB版が搭載されることが多いようです。

最高画質設定でFPSが100以上……という使い方こそできないものの、通常~やや高画質設定で60FPS程度は十分に狙える性能を持っています。

>> G-Tuneの中古ゲーミングPCを買う方法

熟練者の2台目としても十分に使える

非常に低価格でありながら、必要十分な性能を持ったリファービッシュPCは、初心者の1台目としても熟練者の2台目としても使えます。

実は私もDELLの「OPTIPLEX 9010 SFF」がベースになっているリファービッシュPCを一台所有しているのですが、すこぶる好調です。Core i7-3770(4コア8スレッド)+GTX1050Ti+メモリ8GBという構成ですが、手もちのメモリを加えて16GBで使用しています。

主な用途は、動画閲覧やマイクラのマルチサーバー専用ですが、今のところ目立った不具合もなく、あと2~3年は使えそうですね。数万円で「使えるPC」を望む方には、ぜひ検討してほしい選択肢のひとつです。

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