最も成功したサンドボックスゲームといえるマインクラフト(通称:マイクラ)は、個人が自由に遊び方を決められるという自由度の高さが魅力です。
冒険、建築、PvPなど、人によって遊び方は本当にさまざま。しかし、「RTA(リアルタイムアタック=ゲームクリアまでの時間を競う遊び方)」があることはあまり知られていません。
終わりがないのが魅力であるマイクラのRTAとは、一体どのような遊び方なのでしょうか。
1週20分でラスボスまで倒すマイクラRTA
マイクラRTA(エンドラRTA)は、開始地点からストーリー上のラスボスであるエンダードラゴン討伐までをたった20分強でこなす遊び方です。
マイクラをプレイしたことがある方ならわかると思いますが、通常エンダードラゴン討伐までは短くても数日かかります。これをたった20分で完結させるのですから、当然一切無駄な行動はしません。
スポーン地点からすぐに近くの木を伐採し、最低限のアイテムを獲得しながらエンダードラゴンがいる世界へのポータル作成を目指します。その後は、弓とベッドを使いながらエンダードラゴンを倒すという荒業でクリアします。
エンダードラゴンが存在する世界「ジ・エンド」では、ベッドを使って寝ようとすると、ベッドが爆発します。これを爆弾代わりに使い、エンダードラゴンにダメージを与えるわけです。ちなみに、ハードモードでクリティカル約4発(ベッド4個程度)で討伐が可能とのこと。
ちなみに、マップの配置は固定されているため、何度か周回するうちにルーチン化し、タイムを縮めていくことが可能です。
RTAは「サクサク」が大前提
このように一切無駄な行動をせず、移動に常にジャンプ(普通に走るよりも早いため)で行うことにより、20分強でのクリアできるわけです。しかし、マイクラはPCスペックが低いとオブジェクトの表示が遅くなったり、移動にひっかかりがでたりします。
さらに、RTAの性質上、何度もワールド生成を行うことになります。このとき、PCスペックが不足しているとワールド生成に時間がかかり、ストレスのもとになります。
RTAのルールではPCスペックで差がでないよう「軽量化MOD」を入れることが明記されているものの、ある程度のPCスペックは必要になるでしょう。
マイクラRTA用のゲーミングPCとは?
ただし、マイクラ自体はそれほど重いゲームではないため、性能的にはミドルレンジクラスのBTOパソコンで十分です。
具体的には、
・パソコン工房…LEVEL-M0B6-i5-LNR-K(Core i5 8400+GTX1050)税別89980円
・ドスパラ…ガレリア RH5(Ryzen 5 2600+GTX1050Ti)税別94980円
・マウスコンピュータ…LITTLEGEAR a340BA1(Ryzen 5 2600+GTX1050)税別89800円
といったローエンド~ミドルレンジクラスが候補になるでしょう。特別高性能というわけではないですが、拡張性やコスパに優れており、お手頃なモデルばかりです。
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マイクラRTAは、シングルプレイでもマルチプレイでも成立し、お手軽で奥が深い遊び方です。必要スペックもそれほど高くないため、「普通のマイクラ」に飽きたPCゲーマーにはおすすめですよ。