ゲーミングPCは沢山の周辺機器と連動します。そのため、さまざまな接続規格に対応したアダプタを揃えておくと便利です。今回は、特に重要な変換アダプタを5つ紹介します。高額なものではないので、ぜひ一通りそろえてみてください。
PCゲーマー必須の変換アダプタ
HDMI⇔DisplayPortアダプタ
ミドルレンジ~ハイエンドクラスのディスプレイならば、必ずと言って良いほど「HDMIもしくはDisplayPort」に対応しています。また、ゲーミングPC(マザーボード)やGPUも、どちらかが必ず搭載されているでしょう。
そのため、「HDMI⇔DisplayPort変換アダプタ」を購入しておけば、「PCとモニタがつながらない」という事態は回避できます。300円から500円程度の変換アダプタ(コネクタ)を一つ購入しておくだけでも対応できます。
HDMI⇔DVI-Iアダプタ
こちらもHDMI⇔DisplayPortアダプタと同様、まだまだ現役の規格である「DVI-I」に対応するために常備しておきたいところ。
特にマルチモニター環境の構築で重宝するでしょう。HDMIに対応していない古いモニターでも、立派にサブモニターとして活躍してくれます。こちらも価格は300円~500円程度です。
USB A⇔HDMIアダプタ
PCに搭載されているUSB A(3.0)と、外部モニターのHDMIをつなぐためのアダプタです。USBから4K解像度で映像出力できるため、ノートPCを利用時に重宝します。
ただし、価格はやや高めで1万円以上ものが大半でしょう。USB3.0しか搭載していないやや古めのサブマシンから、高解像度でHDMI対応4Kモニターに出力する、という使い方が考えられます。
USB Type-C⇔USB Aアダプタ
USB3.1⇔USB3.0と言い換えてもいいかもしれません。比較的新しいPCでUSB Type-C(3.1)ポートが多い場合は、周辺機器との接続で威力を発揮します。
キーボードやマウスなどの周辺機器はまだまだUSB Aを採用していることが多いですからね。ちなみに価格は2500円弱といったところでしょうか。
USB A⇔microUSB Bアダプタ
PC周辺機器とタブレットやスマートフォンを接続する時には、この変換アダプタが活躍します。
特に「USBホスト機能」に対応してれば、スマートフォンをキーボードやマウスで操作できるため大変便利です。タップよりもキーボード入力が得意という方にはおすすめですね。価格は1500円弱がボリュームゾーンでしょう。
変換アダプタの活用でコスト削減
ゲーミングPCを使い続けると、外部入力機器やモニターなど、さまざまな周辺機器が必要です。
しかし、接続規格が異なるために、今持っている機器を有効活用できないことがあります。こういったとき、変換アダプタを使って規格の差を埋めていくことで、新しく機器を購入せずに済むのです。
マウス、キーボード、モニター、ストレージなどを、接続規格のために全てい買い足すよりも、数百円~数千円の変換アダプタで解決したほうが安上がりですよね。
とくにモニターとの接続では、数年前の古いモニターがたった数百円でゲーミングPC用サブモニターに変身しますからね。ひととおりそろえておいても損はないでしょう。