練りに練った構成で組み上げたオンリーワンのゲーミングパソコン、サイドパネルはガラスで中が見えるようになっていて自慢のパーツが見えるようになっているかもしれません。
しかしそのままでは暗くてよくわからなかったり、パーツ自体のカラーがバラバラで統一感がなかったりしませんか。そこで手間ともう少しのお金をかけてカスタマイズしてみてはいかがでしょうか。
カラーパーツで魅せる
最近のマザーボードやグラフィックカード、メモリにいたるまでカラーリングされたパーツが目立つようになってきました。
あらかじめ色付きのパーツを選ぶ
特にゲーミング向けとジャンル分けされた製品には、最初から見せるためのデザインで設計されていることが多いようです。ヒートシンクの金属部分が塗装されていたり、グラフィックカードのメーカー名が光るようになっているものもあります。
ラバースプレーでカラーリング
グッと作業レベルは上がりますが、パーツを自分で塗装してしまう方法もあります。オススメはDIYなどでも使われるラバースプレーを使ったパーツ塗装です。ラバースプレーはゴムコーティングをするもので、後で簡単に剥がすことが可能です。
塗装する際はマスキングテープで端子部分や基盤部分をマスクするのを忘れないでください。細かい部分もデザインナイフなどで丁寧に行うことをオススメします。手間をかけた分だけ仕上がりも美しくなります。
LEDライトで魅せる
最近流行りでもあるLEDライトを使ったライトアップ、ゲーミングパソコンにとって定番になりつつあります。
ケースファンをLED付に変える
ファンの交換で一番簡単なのがケースファンです。ファンの径と厚みと回転数が同じであればベストです。回転数が低いものに交換してしまうと空気量が減ってしまい、うまく排熱できなくなる可能性がありますので注意してください。
CPUファンをLED付に変える
CPUに最初から取り付けられている物は、スタンダードな上向きファンがついたCPUクーラーでしょう。これをLED付のCPUクーラーに交換することも可能です。CPUファンの交換は初心者の方には少しハードルが高いものとなっています。しっかりと装着できていないとCPUが壊れてしまう可能性もあります。
ベテランの方に助力を請うか、パーツショップにお願いしてみるのも良いでしょう。少なくとも自分が何の型番のCPUを使っているかがまったく分からないのであれば、やめておきましょう。
ケースにLEDモールを取り付ける
LEDテープライトと呼んだりもします。テープ上に一定間隔でLEDライトがついています。これをケースの内側などに張り付けて使用します。LEDライトの数が多くそのままでは明るすぎるので、光量や色を調節できるものがオススメです。
水冷ならクリアチューブにカラークーラントを流す
もし水冷をすでに組んでいるのであれば、あえて説明する必要もないほど詳しい方だと思いますが、水冷のチューブやリザーバータンクを透明なものに置き換えて、色付きのクーラントを流す方法もあります。そのままでは発色が低いこともありますので、ケース内にLEDモールを付けて少し光を当ててやるとキレイに見えます。
中途半端は貧相、ライトアップするなら本気で
ゲーミングデバイスのヒカリモノはすっかり当たり前になってきました。ゲーマーの次なるヒカリモノのターゲットはPCケースとパーツです。
しかしこういった電装飾系のカスタマイズは中途半端にやってしまうと、違和感が出てしまいかえって貧相に見えてしまいます。しっかりと完成した姿を想像しながらパーツを用意しましょう。