毎日何かしらを表示しているディスプレイ。しかし気づくとホコリ等で汚い状態になっていることが多いです。ディスプレイは一番目につくものなのに、使っている時には汚れに気が付きにくく、電源を落とした時に埃や手垢が目立つものです。
人間の脳は性能がいいので細かいゴミを無視してくれますが、あまりに汚いと負担になったり無視しきれないほど邪魔になったりしてしまいます。そこで、日常的にできるお手入れ方法と一ヶ月に一回はしておきたい大掃除の方法を見てみましょう。
日常のケア
ディスプレイのケアとしては、アルコール系除菌シートなどで拭いたり、エアダスターや柔らかい布で表面の埃をとったりするとよいでしょう。ただし、普通のアルコール綿だと水分が多すぎて跡が残るので、ディスプレイ専用のものを使うようにしましょう。
エアダスターを使うときは、冷気でディスプレイが冷えすぎないよう、十分に離して使用しましょう。そして、画面を拭く柔らかい布はメガネ拭きなどがおすすめです。
デスクトップタイプのPC
デスクトップタイプのPCの場合、画面だけでなく裏面や土台にも埃が積もっていることが多いです。ケーブルと一緒に拭きとってしまいましょう。特に大画面の場合、いつの間にか積もっているだけでなく静電気で引き寄せられていることも考えられます。
タッチパネルやグレア加工のディスプレイなど指紋がつきやすいものは、使ったら拭くぐらいの気持ちでいないと想像以上に雑菌が繁殖してしまいます。見た目に汚いだけでなく、実際に汚いことになるので気がついたらこまめに掃除しましょう。
ノートPC
ノートPCの場合は画面を拭けば終わりといったケースがほとんどです。ただし、枠と液晶の隙間にチリやゴミが溜まっていることもありますので、その場合は画面を傷つけないように注意しながら綿棒や爪楊枝で取り除きます。
また、ノートPCは開閉をする必要があることから、タッチパネルでなくても指紋がつきやすいです。枠ギリギリまでパネルだと端の方はベタベタと大量の指紋が付きます。
持ち出しなどでいろいろな環境下で使われることが多いノートPCだからこそ、きちんとメンテナンスしておきたいですね。
まとめ
動画の読み込み中や黒背景、電源を落とした時などにふと画面を見ると、大量の指紋や埃がついている、なんてことを体験したことがない人はほとんどいないなはずです。
だからといって普段からのケアを怠っていると、どんどん汚れが溜まって最悪の場合落とせなくなることもあります。特にノートPCはディスプレイにくっついたゴミが開閉時に引っかかって傷がつくこともあります。PCを気持ちよく使うためにも、ディスプレイは綺麗にしておきましょう。
他にも周辺機器として汚れるのがマウスとキーボードです。「意外と汚れているマウスの掃除方法」と「キーボードの掃除方法」の記事を参考にしてください。