本格ゲームプレイヤーの方ならば、誰しもがひとつはこだわりのマウスパッドをお持ちではないでしょうか。今回は数多くのマウスパッドメーカーの中から、純国産のマウスパッドメーカーをご紹介します。
世界各国のプロゲーマーにも多数の愛用者がいる日本製のマウスパッドメーカーがあります。その名もアーティザン(Artisan)です。特別仕様のオーダーメイドも可能で、縦横のサイズを指定したり、クランのロゴマークをプリントしたりできます。
それぞれの好みや特性に分かれた6つの種類
疾風(はやて)
疾風は布製のゲーミングマウスパッドで、4mm厚のウレタンフォームに、専用の特殊な布材を使用しているモデルです。十分なその厚みが手や手首へのダメージを軽減してくれますので、長時間のプレイにも威力を発揮します。布製の表面はとても滑りが良いので、マウスを大きく動かすタイプの人には適していると思います。
疾風乙(はやておつ)
以前は隼として販売されていたモデルでしょう。隼が廃盤になってしまった後に登場したモデルで、仕様も隼と似ています。疾風乙も疾風と同じウレタンフォームに専用の布材仕様となっています。
見た目はかなり疾風と似た製品なのですが、こちらはマウスのストッピングの具合が疾風と異なっています。マウスの滑り具合と、ストッピングの正確さのバランスに注力されているモデルですので、人によっては疾風より疾風乙のほうが使い心地が良いという人もいるでしょう。
飛燕
飛燕はアムンゼン織地という特殊な生地を表面に使用しています。通常の布製のマウスパッドよりも、さらに滑らかな動きと、確実なストッピングを両立させることのできる素材とのことです。
従来の布製のマウスパッドを過去のものにした、と海外のプロゲーマーからも評価を得ているほどです。実際に触って見ると、布製のマウスパッドとは少し違ったザラつきがあります。しかし布製のマウスパッドにありがちな毛羽立ちも起こりにくい素材となっています。
雷電
雷電は疾風同様の布製のマウスパッドとなっています。他の製品よりもさらに初動速度に重点を置いた製品です。滑りの軽さや滑らかさ、シルキーな感触が特徴となっています。
その反面、滑りが良すぎて少しストッピングしにくいという点も感じられます。あまり正確なストッピングを要求されない使い方であれば問題はないでしょう。
零
零はもっともスタンダードな布製のマウスパッドに近い仕様となっています。布製のマウスパッドはもともと海外のゲーミングデバイスメーカーから多く販売されていました。それら海外のマウスパッドに近い感触のモデルになっているので、それらからはスムーズに移行できるようになっています。
紫電改
紫電改は数多くあるマウスパッドの中でももっとも異色なマウスパッドです。表面は布製でありながらも、ガラスコーティングがされています。そのためアーティザン製品の中でも最高レベルの滑りを誇ります。
ガラスといっても、表面のコーティングに利用されているので落としても、曲がっても割れることはありませんので心配無用です。
相性がマッチしたときは他のマウスパッドは使えないのがデメリット
どのモデルもとても癖のあるモデルですが、十人十色のスタイルにマッチする一つのマウスパッドというのは無理があります。他のマウスパッドに比べても高価なマウスパッドになっていますので、なかなか簡単にあれこれと試せないのがネックです。
公式ホームページにプレイスタイル別のオススメの紹介もありますので、購入を検討している場合は一度試して見ることをお勧めします。