2019年のミドルレンジGPU大本命「RTX2060」

ゲーミングPC向けGPUは、いわゆる「ミドルレンジ」が最もよく売れる印象があります。このミドルレンジ帯を制するGPUは、その年の「顔」と言っても過言ではありません。

2018年は「GTX1050Ti」や「GTX1060」などがその好例でしたよね。そして2019年は、GTX1060の後継である「RTX2060」がGPUの顔になるかもしれません。

実はGTX1070の後継?RTX2060のスペック

RTX2060はnvidiaの新GPUである「RTXシリーズ」の中では、中間的なポジションです。先行して発売されているRTX2070、RTX2080、RTX2080Tiに比べると、当然のことながらスペック・性能ともに落ちます。

しかし、それでもこのRTX2060を次のアップグレードパスとして狙っている人は多いでしょう。なぜなら、RTX2060のようなミドルレンジモデルは、コスパが良く長く使える製品が多いからです。

実際にRTX2060のスペックを見てみましょう。

RTX2060(カッコ内はGTX1060のスペック)

プロセスルール 12nmFFN(16nm)
トランジスタ数 106億(44億)
CUDAコア数 1920個(1280個)
演算ユニット数 15個(10個)
動作クロック 1365~1680MHz(1506~1709MHz)
メモリ搭載量 6GB GDDR6(6GB GDDR5)
TDP 160W(120W)

プロセスルールの微細化が進んだうえにCUDAコア数が増えていることから、性能は飛躍的に向上しています。また、価格帯もかつてのGTX1060とは違い、どちらかといえばGTX1070~GTX1070Tiのレンジですね。

ただし、RTX2060はメモリの規格と容量によって6種類のモデルが発表される予定です。具体的にはGDDR6とGDDR5版でそれぞれ「3GB」「4GB」「6GB」モデルが登場するとのこと。

全てが日本国内で販売されるかは疑問ですが、用途によってメモリ規格や容量を選べるという、これまでになかったGPUになる可能性が出ています。

性能はGTX1070以上1080未満程度

このようにスペックや価格から考えると、GTX1060の後継とは呼びにくいRTX2060。実際のゲーム性能は、「GTX1070~GTX1080」の間に収まることが多いようです。

例えば、大人気TPS「PUBG」では、フルFDかつ設定「ウルトラ」で、GTX1070Tiよりも上のスコアを叩き出しています。

GTX1070 平均100~105fps
GTX1070ti 平均110~113fps
RTX2060 平均120fps
GTX1080 平均123fps

タイトルによってはGTX1070Tiの後塵を拝すこともありますが、GTX1070は確実に超えてきます。GTX1060と比較すると3割~4割近い性能アップを果たしているイメージです。現状でGTX1060を使っているなら、悪くないアップグレードパスになるでしょう。

圧倒的コストパフォーマンスの良さが売り

末尾「60」のミドルレンジクラスとしては高額な44000円という価格も、性能を考慮すれば決して高くありません。むしろ、nvidiaが明らかに「買い」というメッセージを突き付けているようにさえ見えます。

このRTX2060は米国で2019年1月15日に販売開始、日本ではおそらく1月下旬か2月初旬に入手できるでしょう。初心者から上級者まで満足させるGPUですから、品薄になる可能性も否定できません。そういう意味では「迷ったら買い」といえるGPUでしょうね。

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