ゲーミングPCは高い、そう感じるのは私だけではないでしょう。普通のPCが5万円程度で購入できる時代に、15万円~30万円もするPCには手を出しにくいもの。
よほどゲームが好きでなければ、ゲーミングPCは必要ないのかもしれません。しかし、一度ゲーミングPCを使ってみると、普通のPCには戻れなくなるくらいの魅力を感じるのも事実です。
そこで、低予算でゲーミングPCを構築できるリノベーションPCに目を向けてはいかがでしょうか。
2~3世代前でも余裕で動く?リノベーションPCの魅力
リノベーションPCとは、型落ちのPCを整備し、そこに現役世代のGPUを加えた製品です。型落ちとはいえ、最近のCPUの性能はあなどれません。しかも、ゲーム用途では最も影響力が高いGPUを追加していますから、総合的な性能はかなりのものです。
実際にドスパラではCore i7 の2000番台にGTX1050Tiを追加して、6万円前後のゲーミングPCを提供しています。
ドスパラ リノベーションPC HP 8200 Elite SFF
OS | Windows7 Pro 64bit |
CPU | Intel Core i7 2600 3.40GHz(4コア8スレッド) |
メモリ | PC3-10600 8GB (MAX 16GB) |
ストレージ | HDD 250GB |
GPU | GeForce GTX1050Ti 4GB(新品) |
光学ドライブ | DVDマルチドライブ |
この構成で税別54900円です。国産のMMORPGはまず問題ありませんし、海外の重量級3Dゲームも標準画質なら十分動作するでしょう。
何よりもゲーミングPCとしてはありえない安さです。ゼロから自作したときと比べても、圧倒的に安いですね。おそらく半額近いと思います。
負荷テスト通過で耐久性も不安なし
ドスパラのリノベーションPCは、4000時間の負荷テストをクリアしています。つまり、耐久性はお墨付きなのです。中古であっても安定して動作するならば、何の問題もありません。
さらに台数限定でキーボードとマウスももらえますから、モニターさえあればすぐに稼働できるのも魅力ですね。また、万が一初期不良があった場合には、購入から14日間の全額返金が可能です。
サブ機や代替機、初心者への最初の一台には最適
GTX1050Tiと4コア8スレッドのCPU搭載で6万円を切るゲーミングPCは、ほとんどありません。そもそもこの2つだけでどんなに安くても3万円近くするため、そこにOSやストレージ、ケース、マザーボード、電源などを加えると、簡単に10万円近くになります。
リノベーションPCは、ゲーミングPCの入門機を出来るだけ安く手に入れたい方に最適かもしれません。また、子供がゲーミングPCをねだってきたとき「どうせ飽きるかもしれないから…」と予算をおさえたい親御さんにもぴったりです。
個人的には、中身のGPUを取り出してGTX750Tiなどと交換し、格安で2台体制を作るのもありかな、と感じました。