最近ではWQHD解像度のゲーミングモニタも増えてきました。そこで1920×1080の解像度と、2560×1440の解像度でどれくらいfpsに差が出るのかを比べてみたいと思います。
FHDとWQHDのfpsの違いをテストする環境
ではFHDとWQHDの解像度によるゲームタイトル別の比較を行いたいと思います。今回テストする環境は下記のとおりです。
システム構成
- OS : Windows 10 Home
- CPU : Intel Core i7-6700
- メモリ : DDR4 3200MHz 8GB
- グラフィックカード : NVIDIA GeForce GTX 1080
- SSD : 120GB
WQHDはFHDの1.8倍のピクセル数になります。単純に考えればFHDと同じだけのパフォーマンスをWQHDで実現するとなると、1.8倍の処理能力が必要になります。
FHDとWQHDの解像度でのゲームタイトル別比較
では実際にゲームタイトルでどれくらいの差がでるのかチェックしていきたいと思います。
アサシンクリード オリジンズ
- FHD(1920×1080) : 平均112fps
- WQHD(2560×1440) : 平均68fps
ファークライ プライマル
- FHD(1920×1080) : 平均87fps
- WQHD(2560×1440) : 平均68fps
ウィッチャー3
- FHD(1920×1080) : 平均115fps
- WQHD(2560×1440) : 平均81fps
ライズオブトゥームレイダー
- FHD(1920×1080) : 平均191fps
- WQHD(2560×1440) : 平均131fps
プロジェクトカーズ
- FHD(1920×1080) : 平均90fps
- WQHD(2560×1440) : 平均71fps
WQHDで60fps以上はハイエンド環境が必要
やはりWQHD解像度になると大きくfpsが下がることがわかります。高い設定のままWQHD解像度に上げるならGTX 1080クラスのハイエンドグラフィックボードが必要でしょう。
60fpsを下回るとカクカクしているのを感じやすくなるため、無理に設定を高いままにするより、設定を少し下げるほうがより快適にプレイできると思います。
さらに高精細な4K解像度でのゲームプレイはもっとハードルが高くなります。モニターの精細度も上がってきていますが、グラフィックボードの性能の飛躍も期待したいところですね。