邪魔になりがちなマウスの余計なケーブルをなんとかしてくれるのがマウスケーブルホルダーです。マウスのケーブルに悩まされたことのある人には、ぜひ試していただきたいマウスケーブルホルダーを紹介したいと思います。
マウスケーブルホルダーとは
有線マウスを使う上でどうにもならない問題が一つあります。それはマウスの余計なケーブルの処理です。プレイに集中しているときにケーブルが引っかかってイライラした経験がある人は少なくはないのではないでしょうか。
マウスケーブルホルダーは、デスクの上に置いて、ケーブルをクレーンの様に吊るして使用します。マウスケーブルホルダーをデスク上に固定して、マウスケーブルをマウスケーブルホルダーの溝に沿わせ固定させます。マウスケーブルホルダーのクレーン部分はバネでしなるようになっていて、常にマウスケーブルを一定のテンションを保つようになっています。
マウスケーブルホルダーを選ぶ際のポイント
マウスケーブルホルダーはあまりメジャーではないゲーミングデバイスのひとつです。あまり製品も多くはありませんが、選ぶ際のポイントを解説しましょう。
ホルダーの固定方式
ホルダーをデスク上に固定する際、裏面がジェルになっているものや、減圧レバーで真空にして固定するもの、ホルダー自体の重さ固定するものなどがあります。ジェル状のものは何度も移動させるとホコリがついてしまい固定力が弱まります。ホルダーが重く設計されていて裏面の滑り止めと合わせて固定するものは移動がしやすいですが、強く引っ張りすぎて転倒させてしまうこともあります。レバーで真空吸着させるものは裏面のジェルと相まって一番固定力が強力になっています。
クレーン部分の可動範囲
マウスケーブルホルダーの機能としてもっとも重要なのがクレーン部分の可動範囲です。せっかくケーブルの煩わしさから解放されても、マウスケーブルホルダーが逆にケーブルを引っ張ってしまう状態になると元も子もありません。
ケーブルのホールド方法
マウスは製品によってケーブルの太さが違います。ゲーミングマウスでは耐久性を上げるためにケーブルがファブリックで保護されているものもあり、そういったケーブルは通常のマウスよりも太くなっています。クレーン部分の溝の太さによってはケーブルがうまくはまらず固定力が弱くなる場合があります。そういったマウスを使う場合は、クレーン部分には沿わせず、クレーン先端でクリップするタイプが良いでしょう。
オススメのマウスケーブルホルダー
マウスケーブルホルダーはあまり選択肢が多くありません。しかしどれも素晴らしい製品ですので紹介しておきたいと思います。いずれもゲーミングデバイスとしては安価ですので、マウスのケーブルにイライラを覚えた方はぜひ一度購入を検討してみてはいかがでしょうか。
Razer Mouse Bungeeマウスコードマネジメントシステム
- ホルダー固定方式 : 粘着ジェルタイプ
- クレーン : 防錆加工されたスプリングアーム
- 重量 : 105g
- マウスケーブル固定方法 : クレーン先端部分に溝があり嵌め込む
- 価格 : 2,300円前後
Razerのマウスケーブルホルダーです。スタイリッシュなデザインでRazerらしい製品となっています。マウスケーブルを固定するのは先端部分の溝に嵌め込むのですが、プラスチックで幅がそれほど太くないため、太いケーブルだと固定できない可能性があります。
COUGAR クーガー BUNKER マウスバンジー
- ホルダー固定方式 : 粘着ジェル&レバーによる真空吸着
- クレーン : ラバーアーム
- 重量 : 85g
- マウスケーブル固定方法 : ホルダーからクレーン部分にかけて溝があり嵌め込む
- 価格 : 2,100円前後
COUGARのマウスケーブルホルダーです。粘着ジェルと真空吸着によって圧倒的な固定力が特徴です。クレーンはラバーになっていてケーブルの固定も台座部分から這わせて固定することができます。
BenQ ゲーミングケーブルアセンブラー ZOWIE CAMADE
- ホルダー固定方式 : 自重&4点滑り止め
- クレーン : スプリングアーム
- 重量 : 243g
- マウスケーブル固定方法 : クレーン先端部分にラバーがあり嵌め込む
- 価格 : 3,980円
BenQのマウスケーブルホルダーです。クレーン部分の長さを調節することができるようになっています。ケーブルは先端のラバー部分に嵌め込むようになっていて、太いケーブルでも容易に固定することができます。