サウンドカードというものを聞いたことがありますか?これはパソコンで鳴らす音の音質を大幅に向上させる機材で、パソコン内部に内蔵する形で組み込むものとなります。
サウンドカードが持つ役割とは?
このサウンドカードがないパソコンでは、音響の良し悪しを決めるのはマザーボードに委ねられます。マザーボードには本来、音質としては最低限の入力・出力の機能しかなく、「パソコンとしての実用性」だけを重視して開発されているものがほとんどです。
つまり、聴覚的に聴いていて気持ちいいいわゆる「良い音」「人間の好きな音質」で鳴らすような開発はされていないのです。
この問題を解決してくれるパソコンの内蔵パーツとして発売されているのが、サウンドカードと呼ばれるパーツになります。
基本的にノートパソコンには付けれない
これはあくまでパソコン内部に内蔵するパーツとなりますので、基本的にノートパソコンには付けることができません。(一部のパソコンや、稀に売っているUSB端子を持つ開発途上のサウンドカードを除く)
つまり、サウンドカードとは基本的にゲーミングパソコンなどを含むデスクトップパソコンに内蔵されるものなのです。
サウンドカードがいる人・いらない人
サウンドカードが必要かどうかは、その人がパソコンを使って普段何をするか次第です。サウンドカードそのものはパソコンの動作の重さや速さにはほとんど関係しませんので、音響関連で何かしらの要求がある人の場合は購入も視野に入るでしょう。
サウンドカードが必要ない人
サウンドカードが例え付いていないパソコンだとしても、それが原因で音響の質が極端に落ちることはありません。いわゆる、「普通のパソコンの音」と言って伝わるでしょうか。
つまり、「音が汚くてもいい人」というよりも「別に最高音質じゃなくてもいいそこそこあればいい人」はサウンドカードは必要ないでしょう。少し分かりにくいですね…
サウンドカードが必要な人
逆にサウンドカードが必要ないしはあったほうが良い人のパターンです。これは、以下のような場合が良い例でしょう。
- 音楽制作をやっている人
- もっとゲームの音に迫力が欲しい人(銃声やBGMなど)
- 高音質で友人と通話をしたい人
- ステレオミキサー機能を使ってBGMのある配信などがしたい人
特にゲーミングPCを買ってFPSをプレイしてみたい人にはゲーム用のサウンドカードをおすすめします。劇的に音が変わるので、敵の位置がまるわかりになりますよ。