「パソコンでゲームをやるならゲーミングPCが必要不可欠!」みたいな風潮ですが本当でしょうか?もしかしたらゲーミングPCをわざわざ買わなくても、普通のパソコンで十分なのではないでしょうか。
そんな疑問を解決すべく、あなたにはゲーミングPCが必要なのか不要なのかを用途に合わせて分類してみます。
そもそもゲーミングPCとはなんなのか
ゲーミングPCをゲーム専用機みたいにイメージしている人がいます(ゲーミングPCとゲーム機の違い)。でもそれは間違っています。あくまでもゲーミングPCはパソコンです。普通のパソコンと同じように使えます。
違うのは性能です。特にグラフィック性能が違います。普通のパソコンには入っていないグラフィックボードというパーツがゲーミングPCには搭載されていて、そのグラフィックボードがゲームの動きを滑らかにしてくれます。
またPCゲームには軽いものもあれば、とんでもなく重いものもあります。ゲームの重さに合わせてグラフィックボード、CPU、メモリの性能を考えてゲーミングPCを選ぶわけです。
ゲーミングPCがいらない人
つまり考え方は至ってシンプルです。グラフィック性能を大して必要としないゲームだけをプレイするなら、ゲーミングPCはいらないのです。CPU内蔵グラフィックスだけでサクサク動けば、普通のパソコンで大丈夫です。
肝心なのはその見分け方です。基本的に以下のゲームならゲーミングPCは不要です。
- ブラウザゲーム
- 2Dゲーム
- 非常に軽い3Dゲーム
ブラウザゲームは多くの人が遊べるように軽くなるように設計されています。3Dで描画されていても非常に軽いため、普通のパソコンで問題なくプレイできます。
2Dゲームはどれも軽いものばかりです。もちろんグラフィックボードがあったほうが2Dゲームも軽くなるわけですけど、私は2DゲームでゲーミングPCが必要なケースなんて聞いたことがありません。
3Dゲームなら基本的にゲーミングPCが必要です。でもとてつもなく軽い3Dゲームなら普通のパソコンでプレイできます。見分け方はゲームの推奨スペックや動作環境です。「グラフィックス」という項目を見て、グラフィックボードが推奨されていたらゲーミングPCを買うべきです。「INTEL HDグラフィックス」が指定されていたらCPU内蔵グラフィックスで十分動くことを意味しているため、ゲーミングPCはいらないです。
ゲーミングPCが必要な人
上記以外ならゲーミングPCを買ってください。ほとんどの3DゲームはゲーミングPCを使うことを前提に設計されています。安いゲーミングPCで動くものもあれば、超高性能ゲーミングPCでなければサクサクにならないゲームもあります。
例えば今は2Dゲームやブラウザゲームしかプレイしなくても、将来的に3Dゲームを遊ぶ可能性が少しでもあるならゲーミングPCをおすすめします。あとからグラフィックボードを追加するという手もあるのですが、CPUの性能不足で駄目なんてこともあります。