強盗FPSとでも呼べばいいのでしょうか。カジュアルながらチーム戦が熱いPAYDAY2は世界だけでなく日本でも人気があります。今もなおプレイヤーピークが5万人を越えるのは凄いことです。
そんなPAYDAY2は「重い!」という人もいれば「軽い!」という人もいます。その原因は60fpsかそれとも144fpsで遊びたいかによって求められるスペックが変わってくるからです。
つまり60fps出すのは簡単だけど144fps出すためにはハイスペックが必要ということです。
PAYDAY2の最低動作環境と推奨スペック
PAYDAY2をプレイするためにどんなゲーミングPCが必要なのかを確かめるために、まずは動作環境を確認しましょう。
最低動作環境
OS | Windows 7 |
CPU | 2 GHz Intel Dual Core Processor |
メモリ | 4GB |
グラフィックボード | Nvidia & AMD (512MB VRAM) |
非常に曖昧な最低動作環境です。解像度や画質を下げることが前提となっているため、参考にしないほうがいいです。今は1920×1080の解像度とHigi画質でプレイする人がほとんどですから、わざわざ低画質にして不利になるのは論外です。
推奨スペック
OS | Windows 10 |
CPU | 2.3 GHz Intel Quad Core Processor |
メモリ | 8GB |
グラフィックボード | Nvidia & AMD (1GB VRAM) |
クアッドコアということはCore i5以上が推奨だと思ったほうがいいでしょう。Core i5なら6コア6スレッド、Core i7なら6コア12スレッドが主流です。ただ、意外とCPU使用率が高くなるので動作周波数は高いほうがいいです。
PAYDAY2はメモリ使用量が4.5GBくらいになるので8GBあれば問題ないでしょう。録画や配信をするとか最新FPSもプレイするとかなら16GBに増やしておいたほうが安心です。
肝心のグラフィックボードはビデオメモリ1GB以上です。GTX10シリーズで最下位のGTX1050ですら2GBあります。プレイ中は1GBちょっと使用するので、やはり2GB以上がおすすめです。
PAYDAY2のベンチマーク
ただしこの推奨スペックがどの画質でどれくらいfpsを出せるのかは不明確です。だからスペックごとにfpsを計測したベンチマーク動画を確認するのが一番です。
GTX1060 3GB + High
定番のGTX1060 3GB + Core i5でプレイしている動画です。大体110〜140fpsで推移しています。144fpsでプレイしたい人には性能が足りません。でも60fpsを切ることはありません。
GTX1050 2GB + High
GTX1060のベンチマーク動画を見る限りではもっと性能が低いゲーミングPCでも60fps出そうですよね。だからGTX1050の動画を探してみました。これでも100fps前後です。60fpsを下回ることはありません。よって60fps以上出せればいいなら格安のGTX1050搭載ゲーミングPCがおすすめです。
GTX1070 8GB + High
High画質で144fps以上出すためにどうやらGTX1070以上が必要です。140fpsを下回ることもありますが、基本的には150〜180fpsで推移しています。144Hzモニターを使ってサクサク動かしたい人にはGTX1070搭載ゲーミングPCがおすすめです。60Hzの2倍以上ヌルヌルですから当然有利になれますよ。
PAYDAY2におすすめのゲーミングPC
選ぶべきパーツが決まったところで、PAYDAY2におすすめのゲーミングPCをご紹介します。
G-Tune「NEXTGEAR-MICRO im610SA3」
不満があるとすればストレージです。HDDだけでは遅くて仕方がありません。ストレージの速度はすべての動作に大きく影響するので必ず240GB SSDを追加してください。それでも13万円で買えます。
ドスパラ「ガレリア ZV」
高額に思えるかもしれませんが、性能辺りの価格を計算したらこちらのほうが遥かにコスパ抜群です。またGTX1050に比べてグラフィック性能が2倍以上あるため、2倍以上の期間長く使えるというメリットも忘れてはいけません。