2019年になってからゲーミングPCの光学ドライブ(DVDドライブ、BDドライブ)は非搭載が当たり前になってきました。2017年頃からゲーミングノートPCにはその流れが来ていたのですが、ついにデスクトップも追従する形になりました。
ではゲーミングPCにはそもそも光学ドライブって必要なのでしょうか?最近のPCゲーム業界や用途を踏まえた上で解説していきます。
PCゲームはダウンロード販売ばかりに
昔はPCゲームをプレイしようと思ったら、ゲーム屋や通販でパッケージを購入するものでした。でも最近は違います。SteamやOrigin、Battle.net等、ほぼすべてのゲームがダウンロード形式になっています。
基本プレイ無料系のMMORPGやFPSだってクライアントをダウンロードしますよね。確かに家電量販店に行けば一部のゲームがパッケージで販売されています。しかしどのゲームもダウンロードできるものばかりです。
ここ数年光学ドライブを使った記憶がない
私はDVDスーパーマルチドライブを搭載したデスクトップゲーミングPCを使っています。それなのに光学ドライブを最後に使ったのが何年前なのか思い出せません。
周辺機器を購入してドライバが入っているDVDを挿入してインストールしたくらいでしょうか。でもドライバもダウンロードできるので別に光学ドライブって必要なかった気がします。
つまり少なくとも現代において、PCゲームをプレイするだけなら光学ドライブって不要なんです。長い間、光学ドライブを初期搭載していたドスパラのゲーミングPCですら、2019年になって非搭載にしたくらいです。もうほとんどの人が使ってないのだと思います。
アニメや映画を見るなら光学ドライブは必要かも
ゲーミングPCで光学ドライブが必要になるシーンっていつでしょうか?ここまで書いたようにゲームには使いません。おそらく一番多いのが動画でしょう。
アニメのDVDやBDを購入したら、必ず光学ドライブを使います。映画好きでレンタルする人も光学ドライブは必要です。ただプライム・ビデオやNetflixのようなサブスクリプション方式がもう主流ですから、今後DVDやBDを使うかどうかではなく、現在DVDやBDを持っているかどうかで判断することをおすすめします。
外付け光学ドライブという選択肢も
あるいは光学ドライブが必要になってから考えるのもいいでしょう。別にゲーミングPCに内蔵しなくてもいいのです。USB接続方式の外付け光学ドライブをあとから買えば普通に使えます。
だから少しでも安くゲーミングPCを買いたいなら、光学ドライブ非搭載のデスクトップを選びましょう。もしも初期構成で搭載されていたら、外せるかもしれません。それだけで3000円くらい節約できます。3000円あればHDD容量を増やせるはずです。