FF14が紅蓮のリベレーターから漆黒のヴィランズにアップデートされたことで、重くなったことをご存知ですか?オンラインゲームのアップデートで重くなるのは珍しくありませんが、10%も重くなるケースはなかなかありません。
FF14は公式ベンチマークソフトがあり、目安となる基準は変わっていないのに、漆黒のヴィランズになってからスコアが10%程度下がったのです。つまり漆黒のヴィランズのためにゲーミングPCを買うなら紅蓮のリベレーターよりもハイスペックなモデルをおすすめします。
FF14:漆黒のヴィランズの最低動作環境と推奨スペック
ではFF14:漆黒のヴィランズにはどんなパーツを搭載したゲーミングPCを購入すればいいのでしょうか。まずは最低動作環境と推奨スペックを確認してみます。
最低動作環境
OS | Windows 7/8.1/10 64bit |
CPU | Intel Core i5 2.4GHz 以上 |
メモリ | 4GB以上 |
グラフィックボード | NVIDIA Geforce GTX750 以上 |
解像度 | 1280×720 |
最低動作環境なのに随分と高い要求スペックです。しかも解像度が1280×720という低画質ですからね。誰もが1920×1080でプレイしている時代ですから、こんなスペックでは60fps出せるわけがありません。
推奨スペック
OS | Windows 7/8.1/10 64bit |
CPU | Intel Core i7 3GHz 以上 |
メモリ | 8GB以上 |
グラフィックボード | NVIDIA Geforce GTX960 以上 |
解像度 | 1920×1080 |
MMORPGの推奨スペックとは思えません。ほとんど最高クラスです。まるで最新FPSの推奨スペックのようです。驚くべきことにCore i7が推奨されています。Core i5が4コア4スレッド、Core i7が4コア8スレッドで明確に違うので、必ずCore i7搭載のゲーミングPCを選んでください。今ならCore i7-8700かCore i7-9700Kがおすすめです。
メモリは8GBです。FF14はそこまでメモリ使用量が多くないのですが、メモリが余っているのに落ちることもあるので余裕をもたせるべきです。基本は8GB、安心したいなら16GBがおすすめです。
グラフィックボードはGTX960です。GTX10シリーズだとGTX1050Tiでもちょっと足りません。だから最低ラインはGTX1660です。ただ、最高画質に設定するとGTX1660でもカクカクする場面があるので、60fps以上で安定させたい人はGTX1660Tiがおすすめです。
ストレージは必ずSSD + HDDにしてください。そしてFF14はSSDにインストールするようにしましょう。FF14は頻繁にマップ移動があり、その度に読み込みが発生します。これはストレージ内にインストールされたFF14のマップデータ等を読み込んでいます。
HDDにインストールしてしまうと非常に時間がかかってイライラします。SSDなら半分の時間で次のマップに移動できるので無駄がありません。長期的に見たら何十時間も節約できるのでとても大切です。
FF14:漆黒のヴィランズにおすすめのゲーミングPC
選ぶべきCPU、メモリ、グラフィックボードが決まったところで、FF14:漆黒のヴィランズにおすすめのゲーミングPCをご紹介します。
ドスパラ「ガレリア XT」
実際FF14プレイヤーの多くがガレリア XTを使っています。ドスパラの売れ筋ランキング2位ですから当然でしょう。ストレージに関してもSSD + HDDになっているので完璧です。
ドスパラ「ガレリア ZV」
ただせっかくならメモリは16GBに増やしておきたいです。他のオンラインゲームをプレイする際にもメモリ16GBあったほうがいいですからね。
G-Tune「NEXTGEAR-NOTE i5565SA1」
このゲーミングPCなら60fps出せればいいので、GTX1660Tiがあれば十分です。ストレージはNVMe SSDになっていますし、メモリは16GBと余裕があります。まさにFF14用ノートPCです。