いつの時代もデスクトップゲーミングPCはミドルタワーが最も人気があります。しかし最近はミニタワーに注目が集まっています。
その理由はサイズと拡張性がちょうどいいからです。ミニタワーでもミドルタワーと同じATXマザーボードが採用されていて、グラボをSLIにしないなら十分な拡張性を持っています。
また3.5インチHDDや2.5インチSSDを格納するシャドウベイもミニタワーなら4つあることが多いです。SSDとHDDを搭載したゲーミングPCを購入したとしても、あと2つ追加できます。ちなみにミドルタワーだと3.5インチシャドウベイは5つなのが普通です。ほとんど変わらないですよね。
スリムな小型よりもミニタワーがおすすめ
小型なゲーミングPCだとスリム型やキューブ型などがあります。確かにサイズが小さくて置き場所に困らなかったり、持ち運びまで可能なのは小型ゲーミングPCのメリットでしょう。
しかし自宅で長年使うなら、どう考えても小型よりもミニタワーのほうが長持ちします。小型はパーツをぎちぎちに詰めているため、どうしても温度が上昇しやすくなります。パーツ同士の熱も干渉しやすいですから、各パーツへの負担が増大します。
よほど置き場所に困っていない限りは小型よりもミニタワーのほうがおすすめです。ミニタワーのほうがモデル数が多く、低価格からハイエンドまで選べますし、メモリ容量も簡単に増やせます。
ミニタワーのゲーミングPCは希少
実はミニタワーのゲーミングPCを販売しているBTOメーカーは多くありません。例えばG-Tuneだと小型、ミドルタワー、フルタワーの3タイプです。ミニタワーがすっぽり抜けています。ただ、いくつかミニタワーにも力を入れているBTOメーカーがあるので、おすすめのゲーミングPCをご紹介します。
ドスパラ「ガレリア DF」
評判の良いCore i5-9400Fに、高性能なRTX2060、そしてストレージは始めからSSD + HDDになっていて初心者にも優しい構成です。メモリは8GBしかないので、予算に余裕があるなら16GBに増やしましょう。
パソコン工房「LEVEL-M0B6-i5-RN」
グラフィックボードも多種多様で、このゲーミングPCには人気のGTX1060 6GBが採用されています。格安ながらも非常に万能なのでとてもおすすめです。