一般的に売れ筋のゲーミングPCは15〜20万円の価格帯です。所謂ハイスペックゲーミングPCが買える感じです。劇的に重いゲームだろうと60fps以上出せる性能なので人気があるのも納得です。
しかし世の中にはハイスペックを越えたハイエンドな性能を持つモンスターマシンがあります。最早ゲーミングPCという領域を越えているのですが、用途や目的によっては買う価値があります。
ハイエンドゲーミングPCで出来ること
BTOメーカーで最高額のゲーミングPCを探してみると軽く50万円を越えてきます。ここまで来るとグラフィックボードは2枚以上登載していて、CPUも高級になるのであらゆる用途に対応できます。
ゲーミングPCを長く使える
まずハイエンドゲーミングPCを選ぶ最大のメリットが長く使えることです。例えば10万円の予算だとエントリーモデルしか買えません。エントリーモデルの性能は最新ゲームの推奨スペックを下回っています。
だから現時点ですら画質を下げなければなりません。それにゲームの重さが年々向上していることを考えれば2年程度しか耐えられない可能性が高いです。
一方でハイエンドゲーミングPCには性能に余裕があります。例えば3年後に発売されるゲームですらサクサクです。5年でもまだ余裕です。私は8年以上使えると予想しています。買い替えの手間もなく長く使えるのは多くの人に嬉しいはずです。
エンコードや動画編集もサクサクになる
グラフィックボードでハードウェアエンコードをするにしても、CPUでソフトウェアエンコードをするにしても、それぞれのパーツが高性能なことが重要です。高画質になるだけでなくエンコードが高速になり、ゲームのしながらでも問題ありません。
特にCPUエンコードにおいてはコア数・スレッド数がとても重要で、少なくとも6コアは欲しいところです。でもハイエンドゲーミングPCに搭載されているCPUなら10コア以上なので、速度に歴然として差が生まれます。並列処理にも強くなりますよね。
他にも動画編集作業、3DCG編集、写真加工、お絵描きとなんでもサクサクこなせます。ゲームもしたいけど、クリエイティブな作業の快適性も重視したい方はハイエンドを選ぶ傾向が強いです。
おすすめのハイエンドゲーミングPC
BTOメーカー別に最高スペックのゲーミングPCを探してみました。それぞれ特色があるので予算から決めるのがおすすめです。
ドスパラ「ガレリア ZZ-SLI」
でもメモリは32GBか64GBかで迷いますね。今のところ32GBで問題ないですが、大容量の写真を加工するなら64GBのほうがおすすめです。これさえあれば幸せになれますよ。
G-Tune「MASTERPIECE i1640PA2-SP2」
G-TuneはSLIのゲーミングPCをあまり販売しない傾向があります。常識的な価格の範囲内でできるだけハイエンドなゲーミングPCが欲しい場合におすすめしたいです。ある意味ちょうどいいです。
サイコム「G-Master SLI-Z390 NVL」
でもお値段も凄いです。ストレージや電源ユニット、CPUクーラー等を整えると80万円を越えます。誰にも負けない環境を手に入れたい人や、予算がたっぷりあって長くゲーミングPCを使いたい人だけにおすすめします。普通はドスパラので十分です。