バトルロイヤルゲームが近年流行しています。PUBGから始まり、Fortniteに続き、そして過去作のプレイヤーを根こそぎ奪う勢いなのがApex Legends(エーペックス・レジェンド)です。
タイタンフォールシリーズの流れを組んでいるものの、巨大ロボットは一切登場せず、純粋な撃ち合いを楽しめるゲーム性です。ここまで面白く完成度の高いFPSは久しぶりです。
でもApex Legends唯一の弱点は重さです。そう、あまりにも重いのです。初期のPUBG並に重いと言ったら伝わるでしょうか。144fpsを維持するのは本当に困難です。ではどんなゲーミングPCなら高いフレームレートを出せるのでしょうか。
Apex Legendsの最低動作環境と推奨スペック
EAが公式サイトで発表している動作環境を見てみると、以下のように記載されています。
最低動作環境
OS | Windows 7 64ビット版 |
CPU | Intel Core i3-6300 3.8GHz |
メモリ | 6GB |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GT 640 |
推奨スペック
OS | Windows 7 64ビット版 |
CPU | Intel i5 3570Tおよび同等品 |
メモリ | 8GB |
グラフィックボード | Nvidia GeForce GTX 970 |
残念なことにこの推奨スペックではApex Legendsで144fpsを出すことはできません。なぜなら60fpsを出すためのスペックだからです。カクカクしていると本当に狙いづらく、撃ち合いであっさり負けてしまいます。だから60fpsでは駄目です。144fpsを出すべきです。
なお推奨のVRAMは8GBです。つまりGTX1060 6GBやRTX2060 6GBでも足りません。これはもう事実上RTX2070以上を推奨していることに等しいです。
Apex Legendsのベンチマーク
Youtubeで公開されているベンチマーク動画を見てみましょう。
RTX2080Tiならほとんどのシーンで144fpsを出せています。でもフレームレートが下がるシーンも多いです。しかも画質を下げたとしてもあまり軽くならないのです。
確かに平均fpsが上がるでしょうけど、カクつくときにはカクつきます。とはいえ高性能なグラボを使ったほうが有利になることは間違いありません。実際有名なプロゲーマーや配信者はRTX2080以上のグラボを使っています。だからこそ勝てる、というのは絶対にあります。
Apex LegendsにおすすめのゲーミングPC
Apex Legendsで勝ちたいなら以下のようなゲーミングPCをおすすめします。
ドスパラ「ガレリア ZZ」
あちこちのベンチマークをチェックしてみたところ、この構成なら平均135fps以上を出せることがわかりました。つまりほとんどの場所で144fps出せるわけです。他のプレイヤーがカクカクしているシーンでも、自分だけはサクサクなので圧倒的に有利です。
G-Tune「NEXTGEAR i690PA4-SP」
このパーツ構成で一番コスパに優れているのがG-Tuneのデスクトップです。また、冷却性能が素晴らしいPCケースを採用していて、各パーツをしっかり冷やしてくれて動作が安定してくれます。